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【童楽寺境内の見どころ】

昭和初期から続く童楽寺住職の遠戚である向井家の邸宅を令和五年に童楽寺境内として譲り受け、向井家先祖代々から重宝されてきた井戸を新たに再生するなど、童楽寺境内整備事業に着手しました。

新たな境内地には、参詣者用駐車場を中心に「向井の井戸」再生、「童楽寺動物供養墓」建立、「葉書の木」植樹など、新たな童楽寺がスタートしました。

今後は参詣者の方々にも楽しんでいただけ、参詣者の方々のアイデアも取り入れながら、新しい童楽寺の境内づくりを創造できればと考えています。

 

①【童楽寺六地蔵】

六体のお地蔵さんが並んでいる六地蔵は、童楽寺開創からお祀りされています。

あの世へと旅立つ方を六地蔵のご加護によって、守ってもらう、そんな信仰のお地蔵さんです。

六地蔵の「六」とは、六道輪廻(ろくどうりんね)の「六」のことです。
人間が繰り返す六つの世界のことを表し、

「地獄道(じごくどう)」、「餓鬼道(がきどう)」、「畜生道(ちくしょうどう)」、「修羅道(しゅらどう)」、「人間道(にんげんどう)」、「天道(てんどう)」のことです。

前者3つを悪道、後者3つを善道といい、この六つの道で、それぞれ迷い苦しんでいる人々を救うのが、六地蔵だと言われています。

 

②【童楽寺反省地蔵】

童楽寺開創から、童楽寺で一緒に暮らす子ども達を静かに見守り続けている「反省地蔵」。

朝菜夕菜に子ども達が走り回る童楽寺。時には、反省しなければならないことも起こってしまいます。

しばらく、「反省地蔵」の前で座りながら、お話を聞いてもらっている子ども達も。思い悩んだ時、たまに「反省地蔵」に住職もお話を聞いてもらっています。

 

③【向井の井戸】

童楽寺の新名所「向井の井戸」

もともと、この地は、昭和初期から続く童楽寺住職の遠戚である向井家邸宅でしたが、令和五年に童楽寺が譲り受け、向井家先祖代々から重宝されてきた井戸を語り継ぐべく新たに再生しました。

童楽寺動物供養墓に手向け、彩る花々の有り難い水として、童楽寺の参拝者の方々に喜ばれています。

※飲用不可 ※転落注意

④【童楽寺動物供養墓】

童楽寺だからこそ、子ども達が大好きなペットちゃんの命も大切に考え、子ども達にも、心を込めて、手を合わせることを伝えています。

ペットちゃんとの出会いは、私たちの心に安らぎ、癒しをプレゼントしてくれました。

人生におけるパートナーとして、計り知れない大役も果たしてくれました。

心から感謝して、手を合わせ、好きだった食べ物、お線香をあげ、お水を手向けてあげて下さい。

ご供養とは、自分にできる精一杯のこと、何よりも真心が大切です。

※「童楽寺動物供養墓」に納骨ご希望の方は、【ご供養について】ページをご閲覧ください。

 

⑤【葉書の木(多羅葉樹)】葉書の語源になった「多羅葉(タラヨウ)」に、お願い事を残してみませんか。

紙が貴重だった時代、人々は何を用いて、文章を交換していたのでしょうか。そのアイテムの一つとして、ある植物の葉があります。

しっかりした葉を持つ常緑樹で、全国各地の寺院で出会うことができます。それこそが、この「多羅葉樹」です。

昔々、この葉の裏に、文字を書くことで、気持ちを伝えたそうです。

「葉」に字を「書いた」→「葉書」なのです。

葉の裏面に字や絵を書くと、書いた跡が残ります。

石や木の枝、無ければ爪でもOKです。

童楽寺でも、みなさんのお願い事をお聞きして、お地蔵様にお伝えすることにしました。

多羅葉樹の葉の裏に書かれた字は残るので、寺院では経文を書写して、重宝されました。

全国各地の寺院では、積極的に植樹が行われ、現在でも、多羅葉樹に出会える場所は、寺院となっています。

また、葉書の語源になったので、「郵便局の木」と定めら、東京中央郵便局にも植樹されています。

 

⑥【童楽寺鎮守の森】

鎮守の森に祀られている神様は、昭和初期に邸宅を建立された向井家先祖代々の土地を守護する屋敷神です。

日本では、古来から先祖の魂は、山に住むと信じられていましたが、屋敷にも社を建て、その土地を守護するために、祀られ始めたことが、起源だと考えられています。

当地は、童楽寺住職の遠戚である向井家邸宅立ち並んでいましたが、令和五年に童楽寺が譲り受け、現在では、鎮守の森の神様は、向井家先祖代々をはじめ、童楽寺境内を鎮守され、子ども達を見守ってくれる神様として、お祀りされています。