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【里親活動( ファミリーホーム )のご案内】

【里親活動について】

■【ファミリーホーム※小規模住居型児童養育事業】

■【ショートステイ※子育て短期支援事業】

■【児童生活FAQ】

 

■【ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)】

厚生労働省が定めた第二種社会福祉事業で、小規模住居型児童養育事業を実施する住居をファミリーホームといいます。
ファミリーホームは、家庭環境を失った児童を里親や児童養護施設職員など、経験豊かな養育者が、その家庭に迎え入れて養育する家庭養護です。
養育者の家庭の中で、5~6人の児童を預かり、児童相互の交流を活かしながら、基本的な生活習慣を確立すると共に、豊かな人間性及び社会性を養い、将来に渡り自立した生活を営むために必要な知識及び経験を得ることを主要な目的としています。

 

■【里親活動※長期】※和歌山県知事認定

安定した家庭生活体験が乏しいことから生じる子ども達の様々な問題を解決します。
社会的自立を促進することを目的として、和歌山県内児童相談所から委託された児童を一定の期間を定めて養育いたします。
令和2年4月現在で、計22名※かつらぎ町新城地区山村留学生含む児童を養育。
また、童楽寺ホームを退所し、現在でも定期的に交流、継続した支援を続けている青年もいます。

【ショートステイ※子育て短期支援事業】

母子家庭などが安心して、子育てをしながら働くことができる環境を整備するため、一定の事由により、児童の養育が一時的に困難となった場合、ファミリーホームなどで児童を預かる短期入所生活援助事業をショートステイ(子育て短期支援事業)といいます。

 

■【里親活動※短期】※かつらぎ町長指定

かつらぎ町内の児童の保護者が、疾病や仕事などの事由により、児童の養育が一時的に困難となった場合、又は育児不安 や育児疲れ、慢性疾患児の看病疲れなどの身体的、精神的負担の軽減が必要な場合に、児童を一時的に預かることを目的としています。

令和2年4月現在で、計5名※延べ人数など除く児童を養育。

 

【児童生活FAQ】

童楽寺ホームでファミリーホームに該当する児童生活について、
わからないことや心配なことなどお答えします。

➀【物品などのプライバシーについて】
勝手に児童の手紙など、持ち物を見ることはありません。内緒にしたいことは、内
緒にできます。ただし、児童のことを理解したいときには、了解を得て一緒に見せて
いただくこともあります。
②【携帯電話の利用について】
高校生以上の児童で、利用料金や利用時間などの責任を持つことができれば、携帯
電話の利用も可能です。
③【入浴について】
入浴時間は、基本的に毎夕食前で、クラブやアルバイトで帰宅が遅くなる場合でも、
毎夕食後に入浴できます。
④【学校に行きたくない場合について】
体調が思わしくない場合は、欠席します。何となく行きたくない、怠けたいなどの
欠席は認めませんが、そんな気持ちに寄り添えるように、お互いが相談できる環境を
整えたいと考えています。
⑤【普段の時間の使い方について】
平日も休日も、宿題や学習時間、お手伝いが終われば、自由に過ごします。学習し
ない児童や無計画に毎日を過ごす児童にはアドバイスします。
⑥【外出や遊びに行く場合について】
習い事などを除き、特に夜間の外出※コンサート、お祭りなどは、お互いに門限など
を相談します。
⑦【食事について】
食事前に全員で配膳し、食事のあいさつをします。おかずや白米は、常識の範囲内
で食べ放題です。
⑧【お小遣いについて】
●小学生 月額1000円 ●中学生 月額3000円 ●高校生 月額5000円
上記以外にお年玉などの臨時収入もあり、常識の範囲内で童楽寺からアルバイトを
紹介することもあります。
⑨【衣類、日用品などについて】
童楽寺ホームで、必要に応じて購入します。決められた金額内で、児童に選んで購
入していただくこともあります。
⑩【私物の管理について】
ナイフ、ライターなどの危険で児童に相応しくない物は、所持できません。年齢に
相応しくない高価な物は、童楽寺スタッフが預かります。
⑪【高校などの進学について】
中学校を卒業して、すぐ社会に出るよりも、3年間の高校生活の経験を積むことが、
社会にスムーズに入っていけますので、進学を積極的に勧めます。
⑫【童楽寺ホームからの進路について】
基本的に本人で、よく考えて進路を決定します。本人で決定できない場合、常識的
な範囲で不可能な進路を選択する場合は、適切なアドバイスをします。
⑬【病気について】
童楽寺ホームのスタッフと通院し、治療後は静養ルームで安静に過ごします。
⑭【思想、信仰について】
他人からも賛成してもらえる思想、信仰については自由です。他人に思想、信仰を
押し付けないで、他の思想、信仰も存在することを理解しましょう。
⑮【趣味、レクリエーションについて】
児童が、それぞれ常識的な範囲で、自由に趣味、レクリエーションを楽しんでいた
だけます。童楽寺ホームの活動として、イベント※年間イベント予定参照、卒業旅行
など企画しています。
⑯【アルバイトについて】
高校生以上の児童は、原則的にアルバイトを許可しています。本人で職場を探せな
い場合は、童楽寺ホームで紹介する場合もあります。
⑰【交流の自由について】
常識的な範囲を超えての不良行為、万引き、暴力的行為などの常習的なグループと
の交流は、厳しく規制します。
⑱【学校について】
●幼稚園 かつらぎ町立佐野こども園 ●小学校 かつらぎ町立渋田小学校
●中学校 かつらぎ町立笠田中学校 ●高校※専門学校※大学 関係者と相談しながら希望する学校
⑲【自動車運転免許、その他の資格について】
就職してから、自動車運転免許、資格などを取得するのは、時間的にも大変なので、
童楽寺ホームで生活している期間を利用しながら、資格取得できるように応援します。