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■童楽寺ホーム【ご焼香と共に童楽寺の子ども達が近況を語らいました】

2024/09/14

  • こどもの寺 童楽寺
  • ファミリーホーム 童楽寺ホーム

交通事故により他界した童楽寺ホーム卒業生である石橋麗雄君(行年22歳)の3回忌法要が、童楽寺住職導師のもと、愛するお母さんをはじめ、ご家族の方々と共に、しめやかに執り行われました。法要終了後には、童楽寺ホームの子ども達をはじめ、卒業生の子ども達、高校時代の担任の先生、同級生が続々とご焼香に訪れてくれました。童楽寺ホームの子ども達も、今年1年かけての成長した姿を語らいながら、麗雄君の遺影に向かい合っていました。

そこで、読者の方々にも、語りかける子ども達の近況をお伝えしたいと思います。

※〇=童楽寺ホーム在籍年数

■【Rちゃん(小6)】⑥ ※突如として全く見ず知らずの山奥での生活が始まり、葛藤と闘いながら、無事に小学校卒業。

住職さんのお父さん、お母さんに育ててもらい、麗雄君が卒業した笠田中学校に入学します。卒業文集で書いた私の座右の銘「これからも君は、何度もつまづく。でも、そのたびに立ち直れる強さを持っているんだよ。」ドラえもんの言葉。

■【Kちゃん(小4)】⑥ ※Rちゃんと姉妹です。

Aちゃんのお姉ちゃん役でもあります。里子ちゃん同士の育ち合いです。最近は、好き嫌いがなくなり、たくさん食べれるようになり、少し大きくなってきましたよ。4月から高学年になります。

■【Aちゃん(小1)】④ ※麗雄君卒業と入れ替わりで童楽寺ホームの家族になったAちゃんです。

麗雄君みたいな人気者になりたいです。学校では、叱られることも多いけど、みんなと仲良くすることが目標です。

■【A君(高3)】【R君(中3)】④※住職両親に育てられ、童楽寺ホームを6年前に卒業した兄弟君。

プチ同窓会がてら、ちょくちょく童楽寺ホームに遊びに来ていますよ。卒業してから麗雄君と遊ぶ約束、まだ果たせてないし、また会いに来るね。いろいろあったけど、 僕(A君)は、高校あと1年がんばります。僕(R君)は、高校に合格しました。

■【里菜ちゃん(25)】③※童楽寺ホームの子ども達にとって、頼もしいお姉ちゃん役の卒業生です。

麗雄君とは喧嘩ばかりでしたが、もう喧嘩できないと思うと寂しいです。強気の私だからなのか、念願の保育士も精神的に疲れてしまい、今は少し休息中です。童楽寺「お寺de縁結び」に参加しようかなって考え中です(笑)。

■【雄大君(高3)】 ※夏休み企画の「童楽寺プチ一休さん体験」参加者の雄大君も、お手を合わせに来てくれました。

初めての「プチ一休さん体験」で、人見知りで話せない自分に話してくれたのが麗雄君でした。

本当のお兄ちゃんのような存在で、うれしかったです。川遊びや犬の散歩など、6年も経った今でも鮮明に覚えているほど楽しかったです。

4月から同志社大学に進学することになり、童楽寺御本尊様と麗雄君にご報告に参りました。

■【美紀(高3)住職長女】  ※麗雄君をはじめとする卒業生のメンバーとは、今でも心の「絆」として結ばれています。

麗雄君の「死」と折り重なり、高校在学中に人間関係で悩み、不登校を経験しながら、通信制高校に転校。一時は、どうなってしまうのかと悩み果てながらも、社会資源をフルに活用して、高校卒業まで、何とかたどり着きました。4月からは、製菓専門学校で新たな自分との出会いに、和歌山まで通学します。

■【信大(高1)住職長男】  ※「あの丸坊主の子が」という長男が、風貌も高校生らしくなり、高校生活を謳歌しています。

麗雄君にサッカーの相手してもらったことを今のように覚えています。笠田高校に入学してからも、サッカー部一筋で頑張っています。まだ進路は、これといって決めていませんが、お父さんの母校である高野山大学かな(笑)。

●【童楽寺住職】  童楽寺檀信徒のみなさん、地域のみなさんから、たくさんの応援をいただきながら、それぞれの道に向かう子ども達の姿。未来ある子ども達に対して、感謝の気持ちで、いっぱいです。ありがとうございます。

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